鮎は、漢字で「香魚」とも書きます。魚に香りの字を当てるのは、なかなか大げさに思えて、そこが気になっていました。JA全農の産直通販「JAタウン」で郡上鮎が並ぶのを見て、この字の意味を改めて調べてみたくなったのです。
「香魚」とは、何なのか

鮎には、スイカやきゅうりを思わせる、ウリ科のような香りがあります。これは比喩ではなく、実際に匂うものです。
理由は餌にあります。鮎は成長すると、川底の石についた珪藻というコケを食べて育ちます。この珪藻に含まれる脂肪酸が分解されて、あの独特の香りが生まれるそうです。しかも珪藻は、清らかな川でしか育たない。つまり鮎の香りは、その川の水の質そのものの表れ。産地によって香りが違うと言われるのも、食べているコケが違うからです。「香魚」という字は、飾りではなく事実だったわけです。
だから「郡上鮎」なのか

ここまで分かると、なぜ産地に名前が付くのかも腑に落ちます。
郡上鮎が育つのは、岐阜県郡上市を流れる長良川。日本三大清流のひとつに数えられる川です。清流の質が香りを決めるなら、清流のブランドがそのまま鮎のブランドになる。天然鮎は特に、夏が深まるほど香りが強くなるとされます。名前の付いた鮎を選ぶのは、水を選ぶのに近いのかもしれません。
JAタウンで、産直のまま届く

その郡上鮎が、JAタウンでは産地直送で手に入ります。中サイズ5尾のセットなどが並び、宮崎県産のしょうゆ生節ギフトのような加工品も一緒に扱われています。
狙い目は、毎月10日の「魚の日限定セール」。この日は対象商品が1日限りの特別価格になり、約330の海産物が並びます。日にちが決まっているぶん、買い時を計画しやすい。価格は商品や時期で変わるので、購入前にJAタウンで確認するのが確実です。清流の鮎を、居ながらにして取り寄せられるのはありがたいところです。
どう食べるか、何と合わせるか

香りが主役の魚なら、食べ方は塩焼きが一番だと思います。余計な味を足さず、串を打って塩を振り、じっくり焼く。わたのほろ苦さも、鮎の香りのうちです。
合わせるお酒は、冷やした日本酒。清流の香りと、澄んだ辛口の酒はよく響き合います。よく冷えたビールで、香ばしい皮ごと流し込むのも夏らしい。窓の外がまだ明るい夕方に、鮎の香りと一杯。旬の短い魚だからこそ、時期を逃さず味わいたい一尾です。
商品情報

- 取扱:郡上鮎(中サイズ5尾)ほか、しょうゆ生節ギフトセットなど/JA全農の産直通販「JAタウン」
- 魚の日限定セール:毎月10日開催。対象商品を1日限りの特別価格で販売(約330商品)
- 産地:郡上鮎=岐阜県郡上市・長良川(日本三大清流)/生節=宮崎県
- 価格は商品・時期により変動。購入時にJAタウンで確認を
- 購入:https://www.ja-town.com/shop/e/esuisan10/
出典
- JA全農 プレスリリース(@Press):https://www.atpress.ne.jp/news/1993847
- 鮎が「香魚」と呼ばれる理由(珪藻・清流と香り)参考:https://kaminagaseyana.com/なぜ鮎は香魚と呼ばれるのか|スイカやキュウ/