「規格外」は、味が落ちることではない。南房総のレモンがラガーになるまで

「規格外」は、味が落ちることではない。南房総のレモンがラガーになるまで

「規格外のレモンを使った」と聞くと、品質を落として安く作ったのかな、と身構える人もいると思います。国分首都圏が7月6日に出したクラフトラガー「LEMON LAGER」は、その言葉の中身を、いったんほどいてみると見え方が変わります。

「規格外」は、品質の話ではない

Image: hako-mi/ai generated
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まず、規格外という言葉が指すものを確かめておきたいところです。

規格外とは、大きさ・形・色といった見た目の基準から外れたものを指します。味や栄養は、店頭に並ぶ正規品とほとんど変わりません。それでも、加工の機械に通しにくい、店頭では見た目の良いものが選ばれる、といった理由で流通から外れる。結果として、収穫の約13%がフードロスになるとも言われます。「規格外」の多くは、味ではなく見た目だけで弾かれている。この商品は、その13%側にいたレモンを使っています。

その規格外を、ビールに変える

Image: hako-mi/ai generated
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使われているのは、千葉県南房総の太陽を浴びて育った規格外レモンです。

形は不揃いでも、味は一級品。JA安房からの相談をきっかけに開発が始まったとのことです。仕上がりはクラフトラガーで、麦芽使用率は75%以上。アメリカ産のシトラ・アマリロというホップと、レモンを合わせています。捨てられるはずだったレモンを、香りの立つ一本に置き換えた。もったいない、を味に変換した商品です。

三者が組んだ、という座組

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この一本が成立しているのは、役割の違う三者が組んだからです。

産地のJA安房が規格外レモンを持ち込み、食品卸の国分首都圏が商品として流通させ、茨城の木内酒造が醸造を担う。それぞれが得意を持ち寄って、産地の「もったいない」を全国で買える形にしている。一社では抱えきれない話を、座組で解いた例だと思います。

どの夏に、何と合わせるか

Image: hako-mi/ai generated
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レモンの効いたラガーは、夏の食卓の最初の一杯に向いています。よく冷やして、揚げ物や魚介と一緒に。

アルコールは4.5%、330mlで参考売価528円(税込)。手に取りやすい価格です。ただ、販売はROJI日本橋のオンラインストアやAmazon、一部の店舗と、まだ限られています。見かけたら試す、くらいの気持ちで探すのがよさそうです。飲んで美味しくて、しかも捨てられるはずのレモンが生きる。そういう一本は、夏に一つ持っておきたくなります。

商品情報

Image: @Press(https://atpress.ne.jp/news/615683)
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  • 商品名:LEMON LAGER/発泡酒(クラフトラガー)/アルコール4.5%・330ml・参考売価528円(税込)
  • 原材料:麦芽(使用率75%以上)、ホップ(アメリカ産シトラ・アマリロ)、レモン(千葉県南房総の規格外品)
  • 座組:国分首都圏(卸)×木内酒造(醸造・茨城県那珂市)×JA安房(産地)
  • 発売:2026年7月6日/販売:ROJI日本橋 ONLINE STORE、Amazon、EXIVIN(西武所沢S.C.店・そごう千葉店・そごう大宮店)
  • 購入:https://www.roji-nhb.jp/

出典

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